Googleが、与えられたトピックについて詳しく調査してくれる「Deep Research」なる機能をリリースしたらしいので使ってみた。
Deep Researchを使い始めるまで
2025年1月現在、Deep Researchを使うにはGemini Advancedへの登録が必要です。月額2900円だけど、初月無料なので、気軽におためし可能。
Google AI Pro と Ultra で Gemini 2.5 Pro などにアクセス
Gemini 2.5 Pro、Veo 3 による動画生成、Deep Research など、Google AI の最先端の機能をご利用いただけます。
あとは、Geminiにログインして「1.5 Pro with Deep Research」モデルを選べば使えます。
Deep Researchを使ってみる
では、使ってみましょう。ちょうど『国家はなぜ衰退するのか』という本を読んでいたので、関連する質問を投げてみました。
質問すると、まずはリサーチ計画を作ってくれます。優秀。この時点で計画を変更することもできます。
リサーチを開始すると、関連するウェブサイトをどんどん調べてくれます。優秀。なんか1つ目のカラムの文字が崩れてるけど気にしない。
完了です。瞬時に結果が出てくるものではありません。今回のクエリでは3分くらいかかりました。
与えたトピックについて、事例を交えながらしっかり解説してくれています。そして日本語が驚くほど自然。わかりやすい。
リサーチの参考文献もしっかり網羅してくれます。 chrome_0eweG6reSY
さらに、完成したリサーチはGoogleドキュメントにエクスポートして自由に編集可能。Googleエコシステムの強みですね。
おわりに
Gemini Deep Research、すでにかなり強力なリサーチツールな印象です。調べたいトピックがあったら、まずはこいつに調べてもらって、必要に応じて深堀する、くらいがいいのかも。今はウェブサイトだけがリサーチ対象ですが、ここにGoogle Booksの書籍が加わったら…末恐ろしいですね。